貯金の2つのコツ
- 先取り貯蓄をする
- 口座を分けてお金を管理する
1、先取り貯蓄(つみたて貯蓄)

先取り貯蓄をすることで、無意識のうちにお金を自動的に貯金することができます。
この方法は、給料からの税金の取られ方(地方税・所得税)と同じです。
みなさんもあまり意識していないうちに、結構な額の納税をしているかと思います。
実際に私は、毎月5万円の先取り貯蓄をしていました。
18歳から働いて6年間ですから、(12ヶ月×6年=72ヶ月)72ヶ月×5万円=360万円になります。
そして、ありがたいことに私の勤める会社には年に2回のボーナスがありましたので、このボーナスの時にも先取り貯蓄をしました。(年2回×6年=12回) 12回×20万円=240万円になります。
毎月の給料の先取り貯蓄360万円+ボーナス時の先取り貯蓄240万円=600万円です。
2、口座を分けてお金を管理する

口座にお金があるとついつい引き下ろして使ってしまいますよね。
ですので、入金しかしない口座と普段使いの口座(クレジットの引き落としや生活費)の2つの口座を作りました。
この入金しかしない口座からは、お金を引き下ろすことは絶対にせず、ほぼ忘れ去られた口座です。
この口座に先ほどの先取り貯蓄をしていました。
また普段使いの口座の方は上限を設けて、20万円を超えるようになると入金のみの口座にお金を移すようにします。
入金しかしない口座にまとまった金額が貯まってくると、定期預金に入れてしまいます。
こうすることで、もう引き出すことはできなくなります。
このよう口座の使い方をすることで、常に余裕のあるお金がない状態を作りだすことができ、浪費を抑えることができます。
お金の支出を減らすコツ

支出というものは、意識せずにお金を使ってしまっているものも多いです。
使うお金を意識する方法は、家計簿をつけるのが一番効果的です。
ですが当時私のしていた方法はもっと単純なもので、給料日の日に、1ヶ月のお金の支出の計画を紙に書いていました。
- 食費
- 光熱費
- 家賃
- 通信費
- 自分のお小遣い
そして、月初めに決めた分の額だけお金を引きおろし生活するように努力していました。
自分の決めたルールの中で、自分自身が生活するという習慣をつけるにはとても良い方法だったと思います。
どうしたらお金をもっと貯められるのか?
お金を貯めるための基本的な原則は「収入>支出」とすることです。
副業で複数の収入源を持ち年収を増やす

時間に余裕がある人は、副業で他の収入源を持って年収を増やすことに挑戦してみましょう。
自分自身で勤務先の給与を上げることは難しいので、簡単な副業から始めてみることをおすすめします。
たとえば、今では着なくなった衣類をフリマアプリで販売したり、クラウドソーシングサイトで業務を請け負ったり、ポイントサイトの活用などが挙げられます。
逆に、知識がない人にとって大きなリスクがある「個別株投資」「FX」などは大きな初期費用が必要で損失が出る可能性も高いので、ご自身で慎重に判断するようにしましょう。
各種控除、iDeCoやふるさと納税、つみたてNISAなどの制度を活用する

お金を貯めるには、日本の所得控除制度を活用するのもよい方法です。
たとえば、年間10万円以上の医療費を支払っている人は「医療費控除」、保険に加入している人は「生命保険料控除」や「地震保険料控除」などで納める税金が少なくなります。
会社員の人は、毎月の給与から税金が差し引かれた金額が振り込まれているので、上記に該当する支出がある人は個別に確定申告をすることで納めすぎた税金が返ってくる可能性があります。
また、節税効果がありつつ地域の特産品がもらえる「ふるさと納税」、老後資金の効率的な貯蓄ができる「個人型確定拠出年金(iDeCo)」や「つみたてNISA」などもお金を貯めるための効率的な方法です。
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まとめ
●貯金の2つのコツ
- 先取り貯蓄をする
- 口座を分けてお金を管理する
●お金の支出を減らすコツ
家計簿をつけて支出を見直す
●さらにお金を貯めたい人は
- 副業で収入源を増やす
- 各種控除、iDeCoやふるさと納税、つみたてNISAなどの制度を活用する
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