ライフプランとは?

「ライフプラン」という言葉、どこかで一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
例えば、結婚したい、子供がほしい、車を買い替えたい、マイホームを建てたいなど。
このように、どんな人生を送りたいのかを考えることをいいます。
つまりライフプランは人生の中で想定される大きなイベントを考え、お金が必要になるタイミングやその金額を把握して計画をたてることをいいます。
こちらの記事で、人生の3大支出を解説していますので参考にしてみて下さい。
お金が必要な時期が近づいている世代は、具体的な手立てを検討するのに「ライフプラン」は必要です。
また、若い世代にとっても「ライフプラン」で早く将来を見通すことで長期にわたってお金をためていくことができ、その分、楽にお金を準備することができます。
どの世代にも「ライフプラン」は役立つ、というわけです。
ライフプランを考える3つのメリット
- 今後の目標設定・共有ができる
- マイホーム購入・教育資金など大金を使う時の計画が立てやすくなる
- 貯金のモチベーションが保ちやすくなる
今後の目標設定・共有ができる

夫婦の場合、出産やマイホームの購入、子供の教育方針(いつから私立の学校に進学させたい)、老後の資金など、2人で管理しておきたいことが増えていきます。
具体的なイベントやかかるお金を把握することで、夫婦で共有して将来に向けて話し合うことができます。
マイホーム購入・教育資金など大金を使う時の計画が立てやすくなる

マイホーム購入やマイカー購入など大きな買い物をする時はそのタイミングと計画がかなり重要になってきます。
今の家計でどのくらいの金額ならローンの支払いができるのか、どのくらいの土地、物件の価格なら購入できるのか、シミュレーションができます。
具体的な家を購入することについては下記のリンクを参考にしてみて下さい。
貯金のモチベーションが保ちやすくなる

これまで、なかなか貯金が続かなかった人もライフプラン表があると、これから起こるイベントや実現したいことが明確にわかるので、モチベーションの維持・向上につながります。
ライフプランを考えてみよう
step1:今後人生に起こりそうな出来事や、将来実現したいことなどを考えてみる

20代では結婚や住宅の購入などが考えられます。このイベントをもとに職場環境や収入によっては転職を考えることもよいでしょう。
30代になると、住宅の購入、子どもの教育費にいくらぐらいかけるかなどを夫婦で考えていく必要があります。
40代は、子どもがいれば進学に伴う教育費を本格的に検討する時期。
そして50代・60代には、病気などのリスクに備えたり、老後資金を準備したりする必要がでてきます。
このように、年代によって備えておきたいお金は変わってきます。まずは、今後何が起こるか、また何をしたいのか、おおまかに書き出していきましょう。
step2:「ライフイベント」(出来事)と必要になるおおよその金額を検討する

とくに教育費や老後資金などは、必要になる時期とおおよその出費額がわかるので、こうした「ライフプラン」で考えておくことは、とても有効です。
お金が足りなくなりそうな時期があったら、あらかじめそれを見越して貯金をしておく、パートに出るなど、具体的な対策を立てることができるからです。
将来のことは、だれにもわからないもの。でもこうして「ライフプラン」を考えておくことで、見通しが立ち、漠然とした将来への不安が和らぐことも期待できます。
ライフプラン シュミレーターを試してみる
家族構成や年収、貯蓄額などを入力することで、かんたんにシュミレーションしてくれます。
今後の対策やアドバイスまでしてくれるものもありますので、そちらを活用するのも1つの手です。
まとめ
ライフプランについて理解が深まったと思います。
今後のことを見据えて、家計を見直すことや貯金をするのはとても大切なことです。
以前話題になって、大きく取り上げられた「老後2000万円問題」もこうして見通しをたてておくことで、しっかりと対策できます。
コメント